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そのときに取り寄せたのはいわゆる「早生黒」と呼ばれる黒大豆で、普段食べなれている枝豆と比べて大差なくガッカリ・・・。そして、レビューの文末に、「願わくば、いつか10月に収穫されるという、秋の黒大豆の枝豆を食べてみたいもの」と書いたのですが、今回その願いが叶って、「晩生種」である10月の黒大豆の枝豆を食べる機会に恵まれました。 取り寄せたのは、「丹波の黒太郎」という丹波黒大豆専門店の「丹波黒えだまめ」です。 黒大豆の中でも「晩生種」にあたるこの枝豆は、6月下旬から8月にかけて市場に出回る「早生黒」に比べて熟成期間が長いため、この期間に畑の栄養をたっぷり吸収し、大きく膨らむのだそうです。昼夜の温度差が激しい土地は、枝豆の生育には絶好の環境。大きな粒には豆本来の甘さ、おいしさがぎゅっとつまっていると聞いて、期待感が高まります。 ダンボール箱に入って届いた枝豆は、スーパーで売られているようなきれいな緑色のさやが整然と連なった枝ではなく、茶色に変色しているさやや、斑点のあるさやがたくさんついた、お世辞にもきれいとは言いがたい枝。野趣あふれる…という表現がぴったりです。 枝からさやをはさみで切り落とし、水洗いしたあとに、ボウルなどに入れて枝豆同士をすり合わせるようにして表面のうぶ毛を取ります。それから大きな鍋に塩少々を加えたたっぷりの湯を沸かし、好みの柔らかさになるまでゆでてザルに上げてできあがり。 ゆであがった枝豆を手に取り、さっそくさやから豆を押し出してみると、ぷりっとした大きな粒が顔をのぞかせました。薄い黒い膜に覆われた枝豆はつやつやと光っておいしそう! 頬張ってみると、むっちりと身の詰まったホクホクの食感。みずみずしくて、大地の栄養を吸い取れるだけ吸い取って大きくなりました、といわんばかりの豊かな風味。初めて食べるのにどこか懐かしさを感じます。家族でテーブルを囲み、ひとつ、もうひとつ・・・と手を伸ばすうちに、あっという間に一皿を空にしてしまいました。 こんなにもむっちりと身が詰まって、しっかりと豆のおいしさが堪能できる大粒の枝豆。 夏にスーパーで買って食べる枝豆と、同じ農作物とは思えないほど豊かな味わいでした。 最初は、2kg箱で2,835円(+送料は315円)は少し高いかな?と思っていたのですが、 家族でたっぷり3回は食べられましたし、なにより想像以上のおいしさだったので大満足。 特に夫が気に入って、しきりに「これは本当にうまい!」と喜んでいました。娘たちは、さやから勢いよく飛び出してあちこちに飛んでしまう豆を追いかけて大忙しでしたが、この枝豆を囲んで、なんとも賑やかで楽しい時間を過ごすことができました。 一年のうちに限られた短い期間しか収穫できない枝豆ですので希少価値が高いですが、ぜひまた来年も予約注文をしたいと思っています。来年の秋には、またこの枝豆が食べられる・・・そんなふうに考えると、年を重ねていくのも悪くないように感じます。 丹波黒枝豆(晩生種) : 総合 | ayanさん | ジゾウさん | DECOさん (2006-11-14)
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