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文旦って、ほかの柑橘類に比べて、何となくなじみが薄い果物だと思いませんか。 届いたダンボールの箱を開けると、柑橘類独特の甘酸っぱい香りが部屋いっぱいに広がりました。アロマテラピーの知識はほとんどない私ですが、この甘酸っぱい香りを嗅ぐと、なんだか気分がよくなって食欲がわいてくるような気がします。 私の家はキッチンとリビングが一緒になっているのですが、キッチンカウンターの上にこの文旦をいくつか並べておくと、リビングのソファーに腰掛けていても、ぷわんと芳しい香りが漂ってくるので、しあわせな気持ちになりました。まるで天然のアロマテラピーですね。 今回、文旦をいただくにあたって少し調べてみたのですが、ザボンやボンタンというのは、文旦の別名なのだとか。ザボン=ボンタン=文旦。つまり、あの懐かしの「ボンタン飴」の原料には、文旦の果汁が使われているのだそうです。 さらに、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクといった柑橘類は、ブンタンが自然に交配したことにより生まれたものだということをご存知でしたか? (私は知りませんでした。) ブンタンは、「文旦」という漢字表記のせいで日本の果物という印象をもたれがちですが、原産地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本生まれの果物ではありません。 こうして調べてみると、自分がいかに文旦のことを知らないかがよくわかりました・・・。 さて、実際に「沢村さんちの土佐文旦」を食べてみた感想ですが、まず最初に感じたのはその皮の剥きやすさ! いいえ、外側の厚い皮は剥きにくいのですが、内側の薄皮から実を取り出すとき、ぽろんという感じでいともたやすく外れるのにはちょっと驚きました。 果肉は、(文旦という果物の性質なのでしょうけれど)果汁こそ少ないものの、ぷりっとした弾力があり、爽やかな甘みと酸味のバランスもよく、なかなかおいしいです。汁気たっぷりのジューシィな柑橘類とは異なりますが、どことなく素朴で、控えめな魅力があります。 夫と「文旦ってけっこうおいしいんだね。」と話し合いながら、テーブルの上で皮を剥き剥きこの文旦を食べたわけですが、子どもたちにとっては酸っぱすぎたらしく不評でした。 わかりやすい甘さのみかんなどとは異なり、子どもには食べにくいのかもしれませんね。 そんなわけで、今回の文旦は夫と私とでせっせと食べたのですが、約3.5kg(私のところに届いたものは14個入りでした)もあったので、全部を食べきるまえに傷みがきてしまって、最後の数個は泣く泣く処分するはめに。もったいないことをしてしまいました。 賞味期限は到着後約10日程度と書かれていましたが、保存状態にもよるのか、我が家の場合は1週間ほどでダメになってしまったため、購入の際には数日中に食べきれる量を考えて注文したほうがよさそうです。 土佐文旦 : 総合 | ayanさん | ジゾウさん | DECOさん (2007-03-27)
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